展示案内

第1展示室(特別展)

特別展「江戸時代に華ひらいた福岡のやきもの」

「福岡のやきもの」と聞いて思い浮かべるのはどんなやきものでしょうか?高取焼、小石原焼、上野焼などを挙げる方が多くいらっしゃるでしょう。江戸時代、現在の福岡県は豊前、筑前、筑後の三つの地域に分かれ、実に100か所以上でやきものが焼かれていたといわれます。今回の展示では、その中からえりすぐりの福岡を代表するやきもの111件を展示いたします。それらを見ていくと、個性豊かであったり、芸術性が高いものであったり、使いやすそうなものであったりと多くの発見があると思います。そして、何よりやきものの奥深さと面白さを存分に堪能できる本展覧会へ、ぜひ九州歴史資料館でその感動を味わってください。

会 期   令和7年10月11日(土)~12月7日(日)
開館時間  午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休 館 日  月曜日 ただし、月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館
会  場   九州歴史資料館 第1展示室
観 覧 料   一般 210円(150円) 高大生 150円(100円) 満65歳以上・中学生以下 無料       
※( )内は20名以上の団体料金        
※ 障がい者等とその介護者1名は無料です。障害者手帳等をご提示ください。       
※ 満65歳以上の方は無料です。年齢がわかるもの(健康保険証・運転免許証等)を提示ください。       
※ 土曜日は高校生も無料です。

藁灰釉割山椒向付 上野焼(豊前) 17世紀前半 福岡市美術館蔵
瑠璃釉梅花文透鉢 田香焼(豊前) 19世紀 福岡県立美術館蔵
藁灰釉緑彩水指 銘「若葉雨」高取焼(筑前) 17世紀前半 田中丸コレクション蔵
染付花唐草文合子(蓋裏) 須恵焼(筑前) 19世紀 福岡県立美術館蔵
御本立鶴写茶碗 柳原焼(筑後) 19世紀 福岡県立美術館蔵
手焙 蒲池焼(筑後) 19世紀 立花家史料館蔵