西新町遺跡は、県立修猷館高校の校舎建替などで発掘調査されました。西新町遺跡の特筆すべき調査成果として、朝鮮半島や日本列島の様々な地域との交流を示す遺構・遺物が確認され、古墳時代初頭の国際貿易拠点とも言うべき、稀有な集落遺跡として評価されています。
その評価をさらに深めるために、令和4年度から令和6年度にかけて、出土品の再整理を行い、今回の展示では、再整理の成果を中心に、西新町遺跡の特徴を表す代表的な資料を紹介します。多様な人々・商品が行き交った西新町遺跡の姿を思い浮かべていただければ幸いです。【令和5年12月5日(火)~令和6年3月17日(日)】