展示案内

第2展示室(特集展示)

企画展「江戸時代の福岡の窯道具」

 福岡県では、江戸時代に筑前の「高取焼」「小石原焼」、豊前の「上野(あがの)焼」などの窯が開窯します。筑後でも「蒲池焼」や久留米藩・柳河藩による藩窯を経て、様々な民窯でやきものが作られました。
 福岡県教育委員会では、江戸時代に陶器や磁器を焼いた福岡県内の近世窯業関係遺跡について令和2~5年度に全県下での基礎調査を行い、その成果を報告書としてまとめました。
 今回の企画展では近世窯業関係遺跡調査の成果を踏まえ、窯で焼かれた製品ではなく、脇役でありながら必要不可欠な「窯道具」に焦点を当てた企画展を開催します。窯道具のバリエーションや変化を通してやきものの技術変化や地域性を感じ取って下さい。

【令和7年10月7日(火)~令和7年12月27日(土)】

九州衛星写真(中央部床) 大宰府政庁中門復元模型

足元には10万分の1(1㎝=1㎞)の九州の衛星写真があり、地形の様子などと関連づけて展示を見ることができます。 また、1/10の大宰府政庁の中門の模型も展示しています。
第2展示室(中央部床に九州の衛星写真)
大宰府政庁中門復元模型(スケール1/10)

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