発掘情報

大宰府史跡

特別史跡「 大宰府跡 」蔵司地区の 発掘調査成果 現地説明会の様子より

雨上がりでも大盛況でした
担当者の説明に興味津々
柱穴列も詳しく説明
令和2年10月17日(土)に、特別史跡大宰府跡の蔵司(くらつかさ)地区官衙の現地説明会を開催しました。古代の大宰府は、九州全体の行政や軍事、外交を担当した地方最大の役所で、その下には様々な実務を担う多くの行政機関(司・所)がありました。その一つが「蔵司(くらのつかさ)」で、九州から税として納められた特産品などを管理していました。
当館が平成21年度より発掘調査を行っている大宰府政庁跡西側丘陵周辺の地名は、蔵司であり、古くより古代大宰府の「蔵司」があった場所と考えられてきました。昨年度から実施している丘陵南端部の大量の瓦の密集が確認された場所の南側では、礎石が2個ほど確認されていましたが、調査区を拡張した結果、小型の総柱礎石建物であることがわかりました。
また、昨年度に新たに見つかった柱穴列は、柵とそれより新しい時期に建てられた掘立柱建物が重なっていると思われることが新たに分かりました。
当日は雨上がりにも関わらず、160名以上の参加者が訪れ、担当者の説明に熱心に耳を傾けていました。

令和2年度までに開催した蔵司地区の現地説明会資料は、以下からダウンロードできます。
なお、当時の資料をそのまま掲載しておりますので、その後の調査によって内容が若干変更になっていることもあります。
また、当時の調査途中の成果であるため、図や写真の転載はご遠慮ください

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