特別展「柳河藩立花家」は、初代・立花宗茂(むねしげ)をはじめとする歴代藩主の武具甲冑や、茶の湯や能に関わる道具類、女性たちが手にした婚礼調度や雛道具など、豪壮かつ華麗な大名道具の数々を一堂に展示しています。これらは武家として、また統治者としての立花家が、その威儀と格式を示すためにととのえた公的な装いであり、家と柳川の地の重要性を内外に示す意味をもつものでした。
本図録では、カラー図版とテキストよる各展示資料の解説に加え、展示担当学芸員による総論と立花家史料を熟知した2名による特論を収録。立花家史料の魅力を余すことなくお伝えする一冊となっています。
目次
総 論 柳河藩立花家-文化財の現在地とこれから-
序 章 立花家、柳川へ
第一章 宗茂と歴代藩主の威武-立花家の武の世界-
第二章 婚礼と姫の調度-立花家の花の世界-
第三章 礼式と勤め-立花家の文の世界-
第四章 近代から現代へ
特論1 「生きた大名道具」立花家史料館の魅力
特論2 古文書でたどる柳河藩立花家