お知らせ・新着情報

特別展「柳河藩立花家-宗茂と歴代の威儀と装い-」開催のお知らせ

新着情報
記事掲載日:2026年09月10日

 立花家は、初代・立花宗茂(むねしげ)(1567~1642)から幕末の十二代・鑑寛(あきとも)(1829~1909)まで、歴代が柳河藩主を務めました。また、近代に入り大名領国制が廃止となってからも、屋敷であった御花(おはな)に拠点をおき、農業の振興や文化観光の促進に尽力しました。立花家に伝わる武具甲冑や調度品などの大名道具は、柳川の歴史を語る上で欠くことのできない貴重な文化財であり、400年の長きにわたって柳川の地で大切に守られてきました。
 しかし、近年の著しい環境の変化は徐々に現地での管理を困難にします。令和7年4月、立花家の大名道具 約6,000点は、より良い環境での保管を目的に、当面の間、九州歴史資料館に預けられることになりました。
 本展は、これらが九州歴史資料館に保管されて以降、初めてのお披露目の機会となります。宗茂をはじめとする歴代藩主の武具甲冑や、茶の湯や能に関わる道具類、女性たちが手にした婚礼調度や雛道具など、豪壮かつ華麗な大名道具の数々を一堂に展示します。これらは、武家として、また統治者としての立花家が、その威儀と格式を示すためにととのえた公的な装いであり、家と柳川の地の重要性を内外に示す意味をもつものでした。多彩な道具類を通じて、立花家が柳川の地で果たしてきた役割について考え、地域に伝えられた文化財の重要性に改めて注目する機会としたいと思います。

【開催期間・時間】
 令和8年(2026)10月10日(土)~12月6日(日) 9:30~16:30(入館16:00まで)
 月曜日休館(祝日・振替休日の場合はその翌日)

【会場】
 九州歴史資料館 第1展示室

【観覧料】
 一般210円(150円)
 高大生150円(100円) ※土曜日は高校生も無料
 中学生以下無料   (  )内は、20名以上の団体料金。
 障がいのある方とその介護者1名は無料

【主な展示資料】
・豊臣秀吉判物(立花家史料館蔵、柳川古文書館寄託)【重要文化財】
・短刀・銘吉光(立花家史料館蔵)【国宝】
・剣・銘長光(立花家史料館蔵)【重要文化財】
・金熨斗刻鞘大小拵(京都国立博物館蔵)【重要文化財】[前期展示:10/10~11/18]
・鉄皺革包月輪文最上胴具足 初代宗茂所用(立花家史料館蔵)
・金箔押桃形兜(立花家史料館蔵)
・白綸子地刈穂文打掛 十二代室・純姫所用(立花家史料館蔵)
・唐物茶壺(呂宋壺)(立花家史料館蔵)  ほか

 展示目録こちら

【関連イベント】
○記念講演会(要事前申込)
 令和8年10月31日(土)13:30~15:30 「伝来のかたち、歴史のうねり -立花家の大名道具が語るもの-」植野かおり 氏(立花家史料館館長)
○九歴講座(要事前申込)
 ① 令和8年10月10日(土)13:30~15:30 「柳河藩立花家-文化財の現在地とこれから-」國生知子(当館学芸員)
 ② 令和8年11月14日(土)13:30~15:30 「古文書でたどる柳河藩立花家」白石直樹 氏(柳川古文書館館長)
○夕べのギャラリートーク(事前申込不要)
 ① 令和8年10月30日(金)16:30~17:30 「立花家の武の世界」井形進(当館学芸員)
 ② 令和8年9月25日(金)16:30~17:30 「立花家の文と花の世界」國生知子(当館学芸員)
○特別展開催記念茶会(事前申込不要)
 令和8年10月25日(日)10:00~15:00(受付終了14:00)参加費300円
○アクロス・ミュージックキャラバンin九州歴史資料館(事前申込不要)
 令和8年11月15日(日)①13:30 ②15:00
○文化財めぐり(要事前申込)
 令和8年11月8日(日)柳川方面