平成25年(2013)、福岡県古賀市の船原古墳に隣接した土坑に大量の豪華な馬具が埋納されていることがわかりました。これらの朝鮮半島の影響を受けた馬具たちは当時の国際交流を物語るうえでも、重要な知見を与えてくれます。今回の展覧会では、船原古墳と近い時期の国宝の藤ノ木古墳や綿貫観音山古墳、沖ノ島祭祀遺跡などから出土した高度な金属工芸技術が施された馬具を展示しております。特に馬冑は日本では3例しか出土しておらず、今回はそのすべてが一堂に介しております。
【令和5年10月7日(土)~令和5年12月3日(日)】